スマップ解散と音楽の需要について。
どうも。お盆も最終日。たいしたPV数でもないので好き勝手に最近の話題。
スマップ解散騒動
どうですか?私は1月の時、修論仮製本提出2日前に大騒ぎして、思わず翻弄される。
そして今回、修論の副論指導を先生に頼んで、さて来週ご指導を頂こう~と思って久しぶりに真面目にまとめていたら、この報道。いちいち邪魔される!
ここで一つ特記しておきたいのは私は「別にファンじゃない」。でも「気になる」ということは否めない、ということ。
翻弄されたのは自分が悪いが、今回何が腹が立ったって、事務所がどうとかメリーが羊っぽいけど本当は人間だとかそんなことじゃない。「世界に一つだけの花購買運動」に関して怒っている!!非常に怒っているのだよ!!
私は「いい曲」は好きだが「へたくそな歌」を聴くのが嫌だ。
そしてTVに映ったファンを名乗るオバさんが「この歌詞が好きなんですよ~」
No.1にならなくてもいい、元々特別なオンリーワン
これ、作ったのスマップじゃないよ…と意地悪なことを思う。槇原敬之です。ましてや現在の売り上げ1位であるサザンの「TSUNAMI」を越して300万枚へ!ってこれじゃ「No.1にならなくてもいい~」って言ってるのに、ウソツキファンめが~!
しかし、この曲がこれだけ広まったのはスマップが歌ったから需要が高くなった思わされたのです。やっぱり創作しないと音楽じゃないけど、聴衆もいないと音楽になれないからね。一瞬でも怒り狂った(いや、それほどでもないけど)自分よ、冷静になれ!と思わされた一件。
そこである音楽批評を思い出しました。
今年の7月、オペラ「夏の夜の夢」を佐渡さんが振ったらしい。その批評文には「ブリテンとシェイクスピアの良さが半減してしまった。」ということが記されていました。(つまりは解釈が浅い、ということ)しかし、チケットは完売。会場は満席。だから需要は大きかったということ。(読売新聞夕刊にて)
本当の音楽(芸術)の本質に触れる?
それとも音楽に親しんでもらえるために尽力する?
難しい問題。本質に迫ったものの需要が高まればいいのだけど、みんなが専門分野じゃないからね。私だって小説を読むとき純文学より、大衆文学のがスルスル~っと読める。
全く音楽性のないスマップを通して、音楽の需要について考えたのでした。
おしまい!
本音丸見えアンケート結果!
先日、こちらでもご協力をお願いした「高校での音楽の授業についてのアンケート」の結果が記事となって本日、公開となりました!
是非ご覧くださいね!!
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ー編集ウラバナシー
このアンケートはツイッターでもご協力を呼びかけました。そこで3名ほど、私の友人がLINEで
「アンケート、答えたんだけど…小中高の音楽ってあんまり好きじゃなかったんだよね。だから参考にならないかもだけど、ごめんね」
といった内容を3名ほどが直接送ってきました!笑 その3名は「音楽学部卒」という実態!!そして実は私も小中高(普通科時代)は音楽の授業ってあまり好きじゃなかった~というのが本音。
音楽学部を目指すのと音楽の授業を楽しめるのって軸が違うのは、確かにそうだと思います。だから音楽学部と教育学部音楽専攻は明らかに、明らかに!!違うのですよ(力説)
あと、Googleフォームでの解答では、名前が分からないようになっているので、黙っていればわかりません。ご心配なく!(^^)
引き続き、こちらもよろしくお願い致しますm(__)m
内村選手の金メダルに朝、歓喜しながらこちらを書きました!
それでは。
ピアノレッスンの「あるある」まとめました。
今日公開された「ピアノレッスンにまつわるエピソード」をまとめてみました。
オリンピック観戦の
甲子園観戦の
アイスを食べながらのお供に!
読んで頂けたら嬉しいです。
あ、先日ご協力を呼びかけましたアンケートの件は、
近日公開予定となっておりますのでもう少々お待ちください。
ご協力いただきました方、ありがとうございました!
ご支援のご協力のご検討も、引き続きよろしくお願い致します。
「GIFT」に忍び込んでいる金子みすゞ的精神。
オリンピックが始まりました。
私は全くの運動オンチですが、観ているのはとても楽しい。
そこで気になる「歴代オリンピックテーマソング」について。
皆さんはどんな曲を思い浮かびますか?
いきものがかり「風が吹いている」ですか?
やはり、ゆずの「栄光の架け橋」でしょうか?
私はMr.Childrenの「GIFT」です。
前にミスチルの「口笛」について書きました。
そう私はエセミスチルファンなのです。
「エセ」については後日触れるとして、今日はオリンピックテーマソング(以後、オリソン←勝手につけた)についての考察。
では一応ここで、「GIFT」。
私がこの話をするのは、この時期、よく上記に挙げた2曲がオリソンの人気曲として取り挙げられることが多いのだけど、いやいや、そこのあなた!「GIFT 」の奥深さを知ってるかい?と問いたいのだ。
他の曲を非難するのはナンセンスだけど、オリソンには基本的に「輝く色」を求めてどれだけ頑張ったか、涙があったか(あ、著作権ひっかかる?)、みんなの声に押されて頑張れるんだよ、的なメッセージが押し出されている確率が高い。でも、まぁわかりやすい。これも大事。
しかしGIFTは違う。
前奏がなく突然
一番、きれいな色ってなんだろう?
と、きたー!そうだよ、「輝く色」っていうのは何か?っていう問いかけ。目指すべくものは、ひとつじゃないだろう?ということ。
結果、この曲では律儀に「きれいな色」ついて考察する。それはサビで歌われるココ!
「白か黒で答えろ」という、難題を突きつけられ、(中略)
白と黒のその間に無限の色が広がってる 君に似合う色探してやさしい名前をつけたなら ほら一番きれいな色 今君に贈るよ
この考察結果を受けて書かれた、2番サビはこうだ
果てしない旅路の果てに 選ばれるものとは誰? たとえ僕じゃなくたって それでもまだ走ってゆく 走ってゆくよ
降り注ぐ日差しがあって だからこそ日陰もあって その全てが意味を持って 互いを讃えているのなら もうどんな場所にいても 光を感じられるよ
選手だけでない、指導者、もしくは途中でその競技から退いた人で支えてくれる人にまで「光」を当てている。
そう。この曲には「みんな違ってみんないい©金子みすゞ」の精神が詰まっているのだ。
この曲を名曲と言わずして、何を名曲というのか?
かなり自分勝手な意見を「突きつけ」てしまいましたが、オリンピック、盛り上がっている最中、「オリソン」についてしっかり向き合ってみるのはいかがでしょうか?
しかし、オリンピックと甲子園が同時にやっているというのは、視聴者として結構忙しい日々が続く…。
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音楽と、涙の訳。
私は生まれてから「嬉し涙」を一度しか流したことがない。とても恥ずかしい話だけど高校の合格発表の時である。私は中学3年の時に志望の高校に受からなかったので志望していない方の高校に進学したのだけど、どうしても納得がいかなくて、高校1年生をしながら再受験した。その時の合格発表で泣いた。
この嬉し涙の回数は、一般的に見て多いのか少ないのかはよくわからない。嬉し涙データについては無知なのでなんとも言えないが、一度でも流せたことは結構幸せな方かもしれない。
そこで、他の理由で泣く際の理由を考えてみた。映画や小説で感動。これはとても想像力が研ぎ澄まされているような感じでよい。あとは失恋。泣いて泣いて泣き疲れたら新しい恋が始まっていましたとさ。あ~これもいいね。と一発で解決してしまえばいいのだけど、そこに行きつくまでの過程が甚だ困難。そこで涙が流れる感情と音楽との関連性について、いつも思うことを書いてみようと思う。
私はミスチルの「口笛」が好きなのだけど昔はとにかくこの曲のイントロが流れた瞬間、涙か出るほどだった。歌詞をざっくり話せば、思い合っている男女が手をつなぎ、自然体でいながらこれらからも2人で何気ない幸せを感じながら過ごそうぜ、みたいな感じ。
当時、曲が流れたら私は泣いていた。ある男を思いながらオイオイと泣いていた。実際、その男とずっと一緒に過ごしていたら間違えなくイタイ人間になっていたので、人生って案外うまくできてるな、と思ったりもするのだけど、とにかくその時はその男と「口笛」に出てくるような2人のみたいな関係性になりたい、いや、なるのだ。なるに違いない。と思っていた。そんなことを勝手に想像しているうちに、知らない間にその男は知らない女と結婚していた。
しかし、音楽に罪なし。「口笛」はふいに流れてきたりする。その時はまたセンチメンタルな自分に酔いながら、オイオイ泣いていたのだ。あー面倒くさい。
しかし、今もなお「口笛」は好きな曲だ。
なんてことない道を、手をつないで歩く距離間。何も気負わず過ごせる時間はいい。とても貴重だ。
不思議なことに私は今、その曲を聴いても涙が出ない。いいな、と思うだけだ。
実は他の曲にも言えることなのだが、その時に自分を投影して、実は「かなわないとき」の方が本能で感じ取って涙がでるんじゃないか、そんな風に思えてならない。
「どんな場面も2人なら笑えますように」©️桜井和寿
が自然と受け入れられる気持ちになっているのではないかと思う。
涙の訳って基本的には心理学的に立証されるものだろうし、歌というのは音楽と歌詞が相互作用しているわけだから、本当に私がその時泣いていた理由はここに書いたことではないのかも知れないけど、ふとそんなことを思いました。
とても主観的ですが、感じたことでした。おわり。