音大受験シリーズ【洗足学園音楽大学編】
もう2016年も10月に入ってしまいました。ありきたりな出だしで申し訳ない。とブツブツ言っていないで本日のコラムは受験対策シリーズ洗足学園音楽大学編です。
あの「のだめ」のロケ地。懐かしいですね~。ブーム以降、"cantabile"という楽語を教えるときに鉄板のネタだったのですが、もう小学校5年生くらいだと「のだめ???知らな~い!」と言われるので、時が経つのは早いなと感じます。
とりあえずは、お知らせまで。
まだまだ「受験シリーズ」続きます。(未だ、出身校を書いていない私…)
「受験対策シリーズ」活動報告に掲載されました。
先日から載せている藝大/音大(音楽が学べる他学部も含む)受験対策ですが、この度クラウドファンディングでご支援している方に「活動報告」のひとつとして、この「受験対策シリーズ」を取り上げていただきました。
私はこれまで本当に幸運なことに、多くの音楽学部志願者の生徒と触れ合うことができました。作曲科出身でも元々理論系が専門ではないのですが、ソルフェージュという音楽大学を志望するには不可欠な科目を勤務校でも音楽教室でも担当することができ、ソルフェージュの指導は私のライフワークともいえる仕事となりました。その仕事を通して、こうした企画を執筆させていただけることは本当にありがたく思っています。
活動報告にもあるように「演奏家の卵たち」を心より応援したい!といった気持ちで執筆しています。文章としては淡々としたものになっておりますが、2016年度の一番新しい問題を中心に、出題傾向を分析した対策を掲載しています。また卒業生のコラムは本当に心より母校を愛している方たちから頂いた大切なメッセージです。
演奏家や作曲をはじめとする音楽の専門家になるべく音楽大学を目指している方、音楽科教員になるべく教育学部音楽専攻を目指す方にもぜひ読んでいただきたいシリーズです。これまでに掲載した学校を一挙に公開します。(順不同です)
まだまだ「受験対策シリーズ」続きますので、今後とも宜しくお願いします。
本日のコラム【桐朋学園大学と昭和音楽大学】
昨日、本日と続けて公開されました。
毎度のことながら、楽典やソルフェージュといった共通科目の対策を執筆しています。できるだけ新しい情報をということで、2016年度入試とそれ以前の過去問をもとに書いています。なんといっても卒業生の方からのコメントも掲載しているので、簡素になり切らずリアリティーがあると思うのでご興味のある方はぜひ!!
もうすぐ秋。受験生の方の少しでもお力になれれば、嬉しい限りです。
「揺るぎない愛」を押し付けることについて。
雨や曇りの日が続くと気分もスッキリしない。せっかく事務作業を早く終わらせたというのにしたいこともできない。若干脳みそがお疲れ気味らしいです。
そんなわけで私お得意(?)の勝手に歌詞を取り上げて色々思ったことを書いてみようかと思ったのだけど、いつもミスチルじゃ能がない。じゃあ何かと歌詞が話題の西野カナでもいいかな?と思ったけど
会いたくて 会いたくて 震える
以前、同期に「会いたくて震えてる女って、怖くないっスか?」って言われてからもしかしたら西野カナの歌詞ってめちゃくちゃ面白いんじゃないか?って思ったりしたし、彼女の歌詞がマツコDちゃんの発言で若干叩かれ気味だったことで、もうこれはネタとして詰んでるな!と考えたので、彼女はやめました(笑)
そこで「歌詞 評判いい」で検索。一番に出てきたのがJUJUの「奇跡を望むなら」でした。そこで私はYouTubeでオフィシャルのPVを見ました。これです。
この曲を紹介しているサイトには「絶対泣ける」「最高の愛」と絶賛の嵐。
私はこのPV、観ている途中からとても気分が悪くなりました。というより「落ち込む」といった方があってます。このシチュエーション「使い古されてる!」とか「これじゃ泣くに決まってるでしょ!」的なものではなくて、こうした「揺るぎない愛」みたいなものを突き付けられることが私はとても苦手です。
最近「君の名は。」という映画が流行っているそう。私は元々あまりアニメものを見ないのだけど、ついこの間まで学生だった関係からもツイッターのTLは「君の名は」オンパレード。9割が「良かった」「感動した」(小泉元首相みたい笑)なんていう感想。よっぽどいいのかな~なんて思ってたら、やっぱり「苦手でした」という感想も少しありました。こうした「絶対揺るがない愛」を思い切り突きつけられた時の恐怖ってどう表せばいいのでしょうか…。「苦手」と発していた人は「自分にはこんな愛が来るとは想像できない恐怖を感じた」とのこと。同志よ!と思った私。
私はこの「揺るがない愛」を押し付けたり、それを受け入れられる人たちっていうのは、恋愛している最中に「自分たちシアワセ!バンザイ!」みたいな感じを醸し出していても構わないって感じの人が多いのかなぁと感じました。しかし傍から見ていると本当に思いが通じあっている2人ていうのは、そんな押しつけ感がない。「いい歳して何言ってんだよ!」とツッコまれること覚悟で書けば、私は後者のようにしか恋愛が出来ないのだとも思いました。
もしかしたら、つい先日書いたこちらの記事と感覚は似ているかもしれません。
でも、こうした「押し付け愛」といっては言葉が悪いかもしれませんが、愛情表現が豊かな方が俗にいう「幸せ」につながるようです。「自然と一緒にいるだけで思えている」という関係の需要に関しては私の少ない調査によれば「伝わりづらい」と感じる人も多いのが現実。
やっぱり、丸井に行ってピンクのアンサンブルニットと台形スカートを買って、わかりやすくベタベタひっつくのが効果的なんでしょうかね?(いや、違う…笑)
しかしこの需要多き「揺るぎない愛」はみんなが好むものではないということ。私のような人間は本当に落ち込んでしまうので「愛の押し売りはいい」という風潮をやめてほしい、というのがお願いなのです。別に個人で好むのは良いのですが、この作品ないしこの感覚わかんないのってヘンだよね〜みたいなのはご勘弁を、ということです。
不思議と長く仲良くしている私の友人たちには「押し売り」する人はいません。きっと長く友達でいられる、仲良く話せるというのはこうした気持ちがうまく働いているのかもしれないですね。
Mステ10時間スペシャルは、本当にスペシャルだった話。
珍しく2日連続更新。というのも明日から仕事がかなりバタつくのと、ミュージックステーションのスペシャルを見て、思いっきり書きたいことができてしまったことが理由です。
私は月曜である今日、1日ぼけーっとしていました。というのもいろいろあって意図してぼけーっとしたのですが、ちょうどいい感じでこのスペシャル。楽曲チョイスは私の独断です。「あの曲選曲されてないじゃない!!」というクレームは一切受け付けませんので、お許しを。
まずは森山親子からいこう。
直太朗が「夏の終わり」を歌った。
[速報] 森山直太朗氏が「夏の終わり」を歌唱。2016年度の夏が正式に終わる
— りーな (@riinx) 2016年9月19日
というわけで夏は終わりました。しかしこの後の親子でうたった「涙そうそう」がすごかった。
森山良子さんがすごいのはもう今更わたしがどうこういうことないのだけど、直太朗(勝手に呼び捨て)の音楽力の高さをまざまざと見せつけられたのが今日のこの演奏。しかも同じDNAを持っている2人から紡ぎ出される音楽は本当に「融合」されていて、素晴らしい演奏でした。ぶらぼ。
そして次に気になったのは、マイラバ。マイリトルラバーですよ、奥様。
もう耐えらんない!歌えないなら出てくるなよ!と怒鳴りたくなるほどのひどさ。といえども仮にも我が母校の先輩???だから余計に腹たつっつーの!!!(怒)このとおりです。
もう満足なパフォーマンスができないのなら出ないで欲しい。元々、ずば抜けた歌唱力があったわけでもないけど、あれはプロとして恥ずかしいレベル。マイラバ好きだった人の残像を、壊してはいけないよ。 #Mステ
— ジャック (@imperial_bl) 2016年9月19日
そしてその後「 YEN TOWN BAND」のメンバーとして登場した小林武史氏。私はこの次のツイートにBravissimoを贈りたい。
それにしても、小林武史はこっちには出て、My Little Loverには出て来ないって、清々しいね。
— 819TMM (@819TMM) 2016年9月19日
清々しく別れ、もう別れてド下手くそになった元妻には全く興味ないぜ、という小林氏の冷たい対応が笑えた。そしてチャラは少し声帯が狭くなっていたのかな?と思ったけど相変わらず可愛かった。さすが元浅野忠信の妻。しかし「元妻」多いな。ま、そんなこといいか。ちなみに要らない情報ですが私は浅野忠信が好きです。
あと気になったのはPerfume の映像と音楽が融合された素晴らしいパフォーマンス。視覚と聴覚のコラボ。この件に関して語ると長くなるので割愛。そして平井堅の懐かしき「楽園」が良かったです。この2件はさらっと目でおわり。
で、だ!尾崎裕哉さんです。前にも書きましたが、また書いていいですか?はい書きます。一応前の記事。
前よりとっても歌が上手くなっているし、もうなにより「屈託ない」という言葉は彼のためにあるんじゃないかっていうくらいに「屈託ない」人。ほら!この笑顔を刮目せよ!!
ただいま #Mステ 「ウルトラFES」テレビ朝日系列で生放送中!バックヤードから、アーティストの皆さんのリアルタイムを #Twitterミラー でお届け☆ 尾崎裕哉 pic.twitter.com/feTcYYLrOA
— music station (@Mst_com) 2016年9月19日
もうこれはライブ行きたいな、って思うくらいでした。
それにしても1位が予想通りの「世界に一つだけの花」ほら!だからNo.1じゃなくてもいいんじゃないのか?そして槇原スルーはいい加減にやめましょう。(その前に、歌で出てたのにさー)
そしてとんでもないオバさまとなって登場した浜崎あゆみ。そしてトリは福山雅治。「milk tea」はいい曲だし「虹」もかっこいいし「桜坂」が名曲なのは知ってるけど、これだけ引っ張って、ここがトリなの?という微妙な構成。
今の若者世代には「ふ、ふ、福山!?」と思われてしまったのではなかろうか?(若者じゃないので、あくまでも推測)
仕事をちょこちょこしたり、先日降って湧いた話に翻弄されてしまったので、ピアノを久しぶりに弾いて「音楽っていいな」と思った三連休最終日。落ち込んでしまいそうな私に、たくさんの音楽とネタをくれた。本当にありがとう。Mステ。そしてタモリさん。
高校中退の裏、仮面浪人という選択。
今、はてなブログで「大学中退」の記事がトレンドだとかトレンドじゃないとか。
記事に関しては様々な「大学中退者」の形が書かれており、とても興味深く読んでいました。
私は大学を出たあとに、まあまあの大人になってから大学院に行ったので、若くて大学中退しても行きたくなったら大学行けばいいし、そのまま起業が成功すればそれはそれで素晴らしいし、もし「ぐうたらな人生」に今感じていたとしても、方向性があっている努力をしていれば明日か何年後かはわからないけど、成功が転がっているかもしれないし、またずっとぐうたらで生活してそのままになってもいいなら、それも人生だと思ったのです。冷たいですかね?
私はなぜこんなに「現役の年齢での就学にこだわるのか?」ということがわかりません。おそらくそう思うのは私は高校生の時点で、仮面浪人をしたからなのでしょうか?
今は少なくなったのかもしれませんが、高校でも音楽科では案外ない話じゃなかったのです。しかも私の両親は再三書いていますが、全く「勉強や音楽に関しての教育」に興味がなかったので、私が望んだ形での「仮面浪人」でした。
なので高校1年で一つめの高校を中退。なので高校の入学式を2度体験しています。その時にしてみれば結構思い切ったつもりでした。でもいざ入学してみたら、仮面浪人受験者8名中、5名合格で入学。という結果。それでも現役の同期たちの様子は、はじめだけは「敬語のがいいかな?」とか思ったらしいのです。もう1か月もしないうちに普通にタメ語でしたが。
ただ、ここで書いておかなくてはいけないのは「非常勤講師」を一度退職しているということ。これにはかなり迷いました。ブログにあるように「フリーを目指して」とかそんな素晴らしい志はなかった。ただ、心の病気になっていたからです。逃げ出しました。怖かった。授業するのが怖くて逃げた。そして退職したのです。
その後、ピアノを教えていけばいいと思いました。しかし不思議と諸条件が重なり、その時にピアノをやめる子が多かった。やはり「健康的でない先生」を感じ取ったのでしょうか?自分としてはかなり頑張っていましたが、冷静に考えればそうだったのかも知れません。
そして私はコンビニでアルバイトしました。
元一応教員、ピアノ講師(数名はいたので)、そしてコンビニの収入が主な収入となりました。
いや、誤解なきように。
コンビニ店員をどうこういうつもりではありません。しかし「教員」というのは、結構特殊な仕事で「元教員だから採用しない」という一般企業もあるのが実態。それだけ「クセ」が強いのでコンビニ店員の採用も2件面接に落ちてからの採用です。
その後、ありがたいことに非常勤講師に復帰するわけなのですが、これこそまさに「やるべき時」だったのだと思わされました。
結婚は一般的な適齢期は過ぎました。
しかし、結婚をするタイミングがいつだったらよかった、というのは思い当たりません。きっとこれからなのだ、と信じています。
自分らしくあればいい。それだけだと思います。
しかし「自分らしくある」というのはかなり難しいということも、最近感じています。またそれは後日。
とにかく、現役(もしくは若い年齢と言われる時期)に大学に行かなくたって、行きたいときに行けばいいじゃ~ん!というのが私の結論でした。
おしまい!
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毎度のことながらのお知らせで申し訳ないですが、昨日に「武蔵野音楽大学編」、そして本日に「お茶の水女子大学編」が公開となりました。
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— COSMUSICA(コスムジカ) (@cosmusica_net) 2016年9月17日
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