Seize the day.

日々、気になったことを書いていきます。

本日のコラム【桐朋学園大学と昭和音楽大学】

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昨日、本日と続けて公開されました。

音大受験シリーズ。今回は桐朋学園大学昭和音楽大学です。

 

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毎度のことながら、楽典やソルフェージュといった共通科目の対策を執筆しています。できるだけ新しい情報をということで、2016年度入試とそれ以前の過去問をもとに書いています。なんといっても卒業生の方からのコメントも掲載しているので、簡素になり切らずリアリティーがあると思うのでご興味のある方はぜひ!!

もうすぐ秋。受験生の方の少しでもお力になれれば、嬉しい限りです。

 

「揺るぎない愛」を押し付けることについて。

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雨や曇りの日が続くと気分もスッキリしない。せっかく事務作業を早く終わらせたというのにしたいこともできない。若干脳みそがお疲れ気味らしいです。

そんなわけで私お得意(?)の勝手に歌詞を取り上げて色々思ったことを書いてみようかと思ったのだけど、いつもミスチルじゃ能がない。じゃあ何かと歌詞が話題の西野カナでもいいかな?と思ったけど

会いたくて 会いたくて 震える

以前、同期に「会いたくて震えてる女って、怖くないっスか?」って言われてからもしかしたら西野カナの歌詞ってめちゃくちゃ面白いんじゃないか?って思ったりしたし、彼女の歌詞がマツコDちゃんの発言で若干叩かれ気味だったことで、もうこれはネタとして詰んでるな!と考えたので、彼女はやめました(笑)

そこで「歌詞 評判いい」で検索。一番に出てきたのがJUJUの「奇跡を望むなら」でした。そこで私はYouTubeでオフィシャルのPVを見ました。これです。

この曲を紹介しているサイトには「絶対泣ける」「最高の愛」と絶賛の嵐。

私はこのPV、観ている途中からとても気分が悪くなりました。というより「落ち込む」といった方があってます。このシチュエーション「使い古されてる!」とか「これじゃ泣くに決まってるでしょ!」的なものではなくて、こうした「揺るぎない愛」みたいなものを突き付けられることが私はとても苦手です。

最近「君の名は。」という映画が流行っているそう。私は元々あまりアニメものを見ないのだけど、ついこの間まで学生だった関係からもツイッターのTLは「君の名は」オンパレード。9割が「良かった」「感動した」(小泉元首相みたい笑)なんていう感想。よっぽどいいのかな~なんて思ってたら、やっぱり「苦手でした」という感想も少しありました。こうした「絶対揺るがない愛」を思い切り突きつけられた時の恐怖ってどう表せばいいのでしょうか…。「苦手」と発していた人は「自分にはこんな愛が来るとは想像できない恐怖を感じた」とのこと。同志よ!と思った私。

私はこの「揺るがない愛」を押し付けたり、それを受け入れられる人たちっていうのは、恋愛している最中に「自分たちシアワセ!バンザイ!」みたいな感じを醸し出していても構わないって感じの人が多いのかなぁと感じました。しかし傍から見ていると本当に思いが通じあっている2人ていうのは、そんな押しつけ感がない。「いい歳して何言ってんだよ!」とツッコまれること覚悟で書けば、私は後者のようにしか恋愛が出来ないのだとも思いました。

もしかしたら、つい先日書いたこちらの記事と感覚は似ているかもしれません。

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でも、こうした「押し付け愛」といっては言葉が悪いかもしれませんが、愛情表現が豊かな方が俗にいう「幸せ」につながるようです。「自然と一緒にいるだけで思えている」という関係の需要に関しては私の少ない調査によれば「伝わりづらい」と感じる人も多いのが現実。

やっぱり、丸井に行ってピンクのアンサンブルニットと台形スカートを買って、わかりやすくベタベタひっつくのが効果的なんでしょうかね?(いや、違う…笑)

しかしこの需要多き「揺るぎない愛」はみんなが好むものではないということ。私のような人間は本当に落ち込んでしまうので「愛の押し売りはいい」という風潮をやめてほしい、というのがお願いなのです。別に個人で好むのは良いのですが、この作品ないしこの感覚わかんないのってヘンだよね〜みたいなのはご勘弁を、ということです。

不思議と長く仲良くしている私の友人たちには「押し売り」する人はいません。きっと長く友達でいられる、仲良く話せるというのはこうした気持ちがうまく働いているのかもしれないですね。

Mステ10時間スペシャルは、本当にスペシャルだった話。

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珍しく2日連続更新。というのも明日から仕事がかなりバタつくのと、ミュージックステーションスペシャルを見て、思いっきり書きたいことができてしまったことが理由です。

私は月曜である今日、1日ぼけーっとしていました。というのもいろいろあって意図してぼけーっとしたのですが、ちょうどいい感じでこのスペシャル。楽曲チョイスは私の独断です。「あの曲選曲されてないじゃない!!」というクレームは一切受け付けませんので、お許しを。

まずは森山親子からいこう。

直太朗が「夏の終わり」を歌った。

というわけで夏は終わりました。しかしこの後の親子でうたった「涙そうそう」がすごかった。

森山良子さんがすごいのはもう今更わたしがどうこういうことないのだけど、直太朗(勝手に呼び捨て)の音楽力の高さをまざまざと見せつけられたのが今日のこの演奏。しかも同じDNAを持っている2人から紡ぎ出される音楽は本当に「融合」されていて、素晴らしい演奏でした。ぶらぼ。 

そして次に気になったのは、マイラバ。マイリトルラバーですよ、奥様。

もう耐えらんない!歌えないなら出てくるなよ!と怒鳴りたくなるほどのひどさ。といえども仮にも我が母校の先輩???だから余計に腹たつっつーの!!!(怒)このとおりです。

そしてその後「 YEN TOWN BAND」のメンバーとして登場した小林武史氏。私はこの次のツイートにBravissimoを贈りたい。

清々しく別れ、もう別れてド下手くそになった元妻には全く興味ないぜ、という小林氏の冷たい対応が笑えた。そしてチャラは少し声帯が狭くなっていたのかな?と思ったけど相変わらず可愛かった。さすが元浅野忠信の妻。しかし「元妻」多いな。ま、そんなこといいか。ちなみに要らない情報ですが私は浅野忠信が好きです。

あと気になったのはPerfume の映像と音楽が融合された素晴らしいパフォーマンス。視覚と聴覚のコラボ。この件に関して語ると長くなるので割愛。そして平井堅の懐かしき「楽園」が良かったです。この2件はさらっと目でおわり。

で、だ!尾崎裕哉さんです。前にも書きましたが、また書いていいですか?はい書きます。一応前の記事。

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前よりとっても歌が上手くなっているし、もうなにより「屈託ない」という言葉は彼のためにあるんじゃないかっていうくらいに「屈託ない」人。ほら!この笑顔を刮目せよ!!

 

もうこれはライブ行きたいな、って思うくらいでした。

それにしても1位が予想通りの「世界に一つだけの花」ほら!だからNo.1じゃなくてもいいんじゃないのか?そして槇原スルーはいい加減にやめましょう。(その前に、歌で出てたのにさー)

そしてとんでもないオバさまとなって登場した浜崎あゆみ。そしてトリは福山雅治。「milk tea」はいい曲だし「虹」もかっこいいし「桜坂」が名曲なのは知ってるけど、これだけ引っ張って、ここがトリなの?という微妙な構成。

今の若者世代には「ふ、ふ、福山!?」と思われてしまったのではなかろうか?(若者じゃないので、あくまでも推測)

仕事をちょこちょこしたり、先日降って湧いた話に翻弄されてしまったので、ピアノを久しぶりに弾いて「音楽っていいな」と思った三連休最終日。落ち込んでしまいそうな私に、たくさんの音楽とネタをくれた。本当にありがとう。Mステ。そしてタモリさん。

 

 

高校中退の裏、仮面浪人という選択。

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今、はてなブログで「大学中退」の記事がトレンドだとかトレンドじゃないとか。

記事に関しては様々な「大学中退者」の形が書かれており、とても興味深く読んでいました。

私は大学を出たあとに、まあまあの大人になってから大学院に行ったので、若くて大学中退しても行きたくなったら大学行けばいいし、そのまま起業が成功すればそれはそれで素晴らしいし、もし「ぐうたらな人生」に今感じていたとしても、方向性があっている努力をしていれば明日か何年後かはわからないけど、成功が転がっているかもしれないし、またずっとぐうたらで生活してそのままになってもいいなら、それも人生だと思ったのです。冷たいですかね?

私はなぜこんなに「現役の年齢での就学にこだわるのか?」ということがわかりません。おそらくそう思うのは私は高校生の時点で、仮面浪人をしたからなのでしょうか?

今は少なくなったのかもしれませんが、高校でも音楽科では案外ない話じゃなかったのです。しかも私の両親は再三書いていますが、全く「勉強や音楽に関しての教育」に興味がなかったので、私が望んだ形での「仮面浪人」でした。

なので高校1年で一つめの高校を中退。なので高校の入学式を2度体験しています。その時にしてみれば結構思い切ったつもりでした。でもいざ入学してみたら、仮面浪人受験者8名中、5名合格で入学。という結果。それでも現役の同期たちの様子は、はじめだけは「敬語のがいいかな?」とか思ったらしいのです。もう1か月もしないうちに普通にタメ語でしたが。

ただ、ここで書いておかなくてはいけないのは「非常勤講師」を一度退職しているということ。これにはかなり迷いました。ブログにあるように「フリーを目指して」とかそんな素晴らしい志はなかった。ただ、心の病気になっていたからです。逃げ出しました。怖かった。授業するのが怖くて逃げた。そして退職したのです。

その後、ピアノを教えていけばいいと思いました。しかし不思議と諸条件が重なり、その時にピアノをやめる子が多かった。やはり「健康的でない先生」を感じ取ったのでしょうか?自分としてはかなり頑張っていましたが、冷静に考えればそうだったのかも知れません。 

そして私はコンビニでアルバイトしました。

元一応教員、ピアノ講師(数名はいたので)、そしてコンビニの収入が主な収入となりました。

いや、誤解なきように。

コンビニ店員をどうこういうつもりではありません。しかし「教員」というのは、結構特殊な仕事で「元教員だから採用しない」という一般企業もあるのが実態。それだけ「クセ」が強いのでコンビニ店員の採用も2件面接に落ちてからの採用です。

その後、ありがたいことに非常勤講師に復帰するわけなのですが、これこそまさに「やるべき時」だったのだと思わされました。

 結婚は一般的な適齢期は過ぎました。

しかし、結婚をするタイミングがいつだったらよかった、というのは思い当たりません。きっとこれからなのだ、と信じています。

自分らしくあればいい。それだけだと思います。

しかし「自分らしくある」というのはかなり難しいということも、最近感じています。またそれは後日。

とにかく、現役(もしくは若い年齢と言われる時期)に大学に行かなくたって、行きたいときに行けばいいじゃ~ん!というのが私の結論でした。

おしまい!

 

コラム2記事と、アンケートご協力のお願いです。

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毎度のことながらのお知らせで申し訳ないですが、昨日に「武蔵野音楽大学編」、そして本日に「お茶の水女子大学編」が公開となりました。

よろしければ、ご一読ください。

 

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どうぞよろしくお願いします。

あと読んでくださる方がいらしたらこちらのアンケート、ご協力いただきましたら嬉しいです!

 

 

どうぞよろしくお願いします。

 

近くにブログ記事もアップします。

「しあわせ思考回路」の必要性。

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最近、文章を書くことに少々の疲労を感じている。

仕事での資料作成とコラム、そしてストレスがたまればブログ←どれもやらなくてはいけないとか、好きだから書いているのだけど…しばらく離れたくなってしまっていた。

しかし書くネタができた。

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私は20代の時に仕事や結婚云々でメンタルを壊した関係から、友人の結婚式にも数えるほどしか参加したことのない、ろくでもない人間だ。だから「結婚式のマナー」というものをきちんと身に付けていないのに年齢だけ「いい大人」になってしまった。

しかし2016年、巷では色々なことが起きているが私の周りにも、小さな結婚ラッシュが起きている。そしてずっと心の中にしまっていた「結婚式」という行事をそっと取り出し、向き合わなければならないときが来てしまった。

私は親しいいとことも10歳以上も離れているので、親戚の結婚式にも出席したことがない。初めての結婚式(式から。披露宴だけでなく)の出席は、大学卒業後1年だけ務めた職場での先輩先生たちのものだった。

ホテルで挙式披露宴を挙げた先輩先生たちは、みんなに「ヒューヒュー」言われていた。私はこの死語である「ヒューヒュー感」に耐えられなかった。でもしなくてはいけないのだ。義務。

「(新婦)ちゃん、綺麗だね~」「(新郎)くん、無視されちゃってかわいそ~!(笑)」という言葉が飛び交う。前者は、わかる。しかしなんで新郎はそんな風に言われるのだろう?という疑問。後日、一般企業に就職した友人に聞いたら「それもどれも含めて、お祝いなんだよ!」という言葉。「どれも含めてお祝い!?わからん??」と思った。

そして私が最も震え上がったのが「披露宴」である。

それぞれの団体の出し物が始まった。私は出席しないヤツだと思われていたらしく、練習もしてないので客席で待機していようと思ったのだけど、学校の先生特有の「みんな一緒にやりたいよね」感に押されて、一緒に壇上に引っ張り出されてしまった!!

私は訳がわからぬまま、ひまわりの花を持たされ、アホズラをして佇むしかない。しかし何をするかわからない。恐怖。

そしてイントロが流れ始めた。kinkikidsの「フラワー」だった。

僕らは愛の花咲かそうよ~

まず「何でこの曲チョイスなんだよ!?」と思った。しかしこれだけでは終わらない。そのあとに「○○ちゃんと、○○くんが出会ったよ〜~」「ステキな家族を作るんだよ~」とか、とにかく音楽のリズムなんてお構いなし。もちろん音節なんてものはこの世に存在しないんだぜ!といわんばかりの、雑な替え歌を歌っているではないか!!!

しかも私はその舞台に一緒に出ているのだ。

恥ずかしい。

恥ずかしい。

恥ずかしい。

死にたい。(闇…)

 

私は数分後、その「地獄」から抜け出ることができて、席に戻った。新郎新婦は嬉しそうだ。新婦は泣いていた。私は違った意味で泣きたかった。そして「あぁ、人生ってダサいものなんだな」という洗礼を受けた。

結婚する!という決定的な感覚を持ったことがないので未だ推測でしかないのだけど、「しあわせすぎる思考回路」になれば、そんなダサさもお構いなしなのだろうか?変な歌を歌われても、式場のど真ん中でヒラヒラのドレス着て座っている時だけは「嬉しいな!」「泣けちゃうな!」って気分になれるのだろうか?

この記憶は本気で抹殺したかったのか?つい、昨日まですっかり忘れていたのだった。心の隅から顔を出した「ひまわり」。そして完全に音節無視の替え歌。こんなことをしないと結婚できないのならば…う~ん。考えておく必要があるなぁ。

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この歳まで1人でいる、というのは予想していなかった。私は結婚願望だけは常に持っている。しかし、もう式はいらないとも思ってしまった「トラウマ結婚式」。しかし世間様からみればこの完全に「屈折した」感覚を持っている私がいけないのだろう。

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私、好きな人がいたらどんなふうになるのかな?っていう基本的なことを忘れている。もう何にも思わなくなる作業ひたすら続けていたら、本当にその感覚はなくなってしまうのだ。人間って運動しないと筋肉は付かないが、気持ちも「訓練」しないと感覚がおかしくなってしまうのだろう。

全くの別件だけど、先日全然恋愛感情のない人(実際の知り合い)にキスされる夢を見た。私は苦虫をかみつぶしたような顔をした。そこで目が覚めた。

一体、2016年は何が起こるのだろうか?あと3か月と少ししか残されていないのだけど、感覚が目まぐるしく変わっていく感じ。

結果として、早く結婚するにはこの「しあわせ思考回路」を持っていた方がいいらしい。そうじゃないと私みたいになる。

しかし、私は私だ。

私なりの「しあわせ思考回路」を持てたらいいな~と思っている。

音大受験シリーズが始まりました。

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どうもこんにちは!

本業に全く身の入らない毎日を過ごしてしまっている私です。

しかし、そんなことはどうでもいいのです。

 

音大受験」というと情報が少ない、限られた人にしか情報が入りづらい、という印象を持つ方もいらっしゃるかと思います。

私がお手伝いさせて頂いてる「コスムジカ」では、本日から「音大受験シリーズ」として受験対策、卒業生の声、入試情報という3項目を軸に、発信していくことになりました。

私はその中の「受験対策」を担当させて頂いています。(学校によっては卒業生のコメント取りもお手伝い!)

初回の本日は「東京藝術大学」を取り上げております。

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今後も首都圏にある音楽大学、音楽系大学を中心に掲載予定です。その際は同じアイキャッチ画像でお知らせさせて頂ければと思います。

ご興味ある方も、「音大ってなんだか変人の集まり?」と思う方も(笑)ご一読いただければ幸いです。

「げーだい出てもないお前が偉そうに、対策書いてるんじゃねーよ!」との声もあるかと思いますが笑、不思議と生きている時間が長いと、どの大学でも指導することが求められるのでその経験を踏まえて、執筆にあたらせて頂きました。

編集長の心温かいご配慮の元、書かせて頂いております。

 よろしくね!